今回は、サスペンス漫画「信者〜ファン」のあらすじ(若干のネタバレ含む)や感想を紹介をしていきます!
本作品は「オーダーメイド」「パーフェクト ヒューマン」といったヒット作を生み出した「高橋一仁」先生の作品であり、ストーカー女の狂気を存分に描いた狂気的な内容となっています。
結構過激な描写も多く、物語が進むにつれて色々な謎が明らかになっていくのも面白いです。
1巻完結の漫画なので短い時間でサクサク読めますよ!
ドロドロした展開×ミステリー・サスペンスが好きな方は必見です!
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信者〜ファンのあらすじ(ネタバレ無し)
信者〜ファンの簡単なあらすじを紹介していきます。
主人公である「山野花純」は平凡な主婦。
旦那と子供の3人家族で、日々育児に追われており、外面だけは良い旦那(則之)とは上手くいっていない様子。
旦那は少々問題のある(変態的な)人で、妻である花純にはモラハラをしたり、夜になると変態的なプレイを強要してきたりすることから花純は心身ともに疲れ切っていた。
花純はある日人気ミュージシャンである「児玉響」のライブに行くことになる。
何気なくライブに訪れた花純だったが、響の歌声とカッコ良さにとてつもない衝撃を受け一気に虜になってしまう。
その日から異常なほどに響を追い続ける日々がスタートする。
そこから離婚や売りや盗撮といった異常行動を繰り返し、最終的には逮捕されてしまう花純。
調査を進めていくうちに花純の過去が明かされていくが、そこには衝撃の真実が隠されていた。
ここから先はネタバレを含みます。ネタバレを見たくない人はこちらをクリックし読み飛ばして下さい。
信者〜ファンのあらすじ(ネタバレ有り)
「信者〜ファン」の感想(ネタバレ有り)を書いていきます。
ここから先は一部ネタバレを含みます。見たくない人はこちらをクリック。
以下スクロール⬇︎
本作品は下記の8話で構成されています。
- Scene1(第1話)
- Scene2(第2話)
- Scene3(第3話)
- Scene4(第4話)
- Scene5(第5話)
- Scene6(第6話)
- Scene7(第7話)
- Last Scene(第8話)
1話から解説していきますね。
Scene1-
最初は山野花純が響を盗聴・盗撮して逮捕されるところから物語がスタート。
警視庁ストーカー対策課の「堀優子」とその先輩である男性刑事が取調べを進めています。
育児と旦那からのモラハラや変態行為に苦しめられる花純。
心身ともに疲れ切って、子供と心中するまで追い詰められている花純の姿は結構辛いですね。あと旦那がキモすぎて吐き気がします笑
そんな時に、花純の元へ旦那の姉が訪れ児玉響のライブチケットを渡します。
「たまには息抜きしてきたら?」という優しい義姉の好意を受け取り、ライブ会場へと向かう花純。
ライブ会場へ向かう花純は最初は不安がっていたものの、響の甘い歌声とカッコいい姿に感動し一気に心を奪われてしまいます。
Scene2
ライブが終わっても花純の興奮は収まらず、四六時中響のことばかり考えていました。
そしてライブの翌日、旦那からライブへ行ったことについて嫌味を言われる花純。
旦那の冷たい態度に涙を浮かべる花純は、息子を連れて義姉の元へと向かいます。
義姉に息子を預け、狂ったように響のライブDVDやグッズを買い漁る花純。
段々と家事や育児が疎かになり、響のことを追い続ける花純。
花純にとって響を追い続けることが唯一の生きがいとなっていたんですね、、、
響から勇気をもらった花純は、旦那と離婚することを決意。
そして息子と2人きりになった花純は、東京でアパートを探し始めます。
シングルマザーで収入が少ない花純は、物件探しに苦労している様子。
そんな時、事故物件となっている格安の部屋を紹介されます。
なんとその部屋は高級マンションの最上階。あっけにとられる花純でしたが、住むことを決めて高級マンションの最上階で息子と暮らすことに。
そしてマンションへ引っ越し、必要な物を買い揃えているととんでもない人物と遭遇します。
そう、花純が追い続けている児玉響とすれ違ったのです!
信じられない出来事に動揺する花純。しかも児玉響は花純の隣の部屋へと入っていきます!
偶然なことに花純の隣の部屋には、憧れの児玉響が住んでいたのです。
そしてここから花純の人生は狂い始めていきます。。。
Scene3
「隣の部屋に憧れの児玉響がいる、、、」
そう思うと次第に興奮してきた花純は、響を想像しながらG行為を始めます。
ここから段々と花純の変態的な行動が目立つようになります。
響との妄想を膨らましている花純の元へ、ある人物が訪ねてきます。
その人物は児童相談所の職員で、なんと花純が息子に虐待していると通報があり尋ねたとのこと。
身に覚えのない花純は全力で否定しますが、誰が通報したのか気になっている様子。
その後、花純は一生懸命子育てをしながら働いていますが、生活はかなり苦しいようです。
ある日体調を崩し休んでいると、テレビで響のライブ会場が映し出されます。
いてもたってもいられずライブ会場へと足を運ぶ花純。
チケットはすでに完売していたが、諦めきれず「チケット余っている方いませんかー!?」と必死に呼びかける花純。
するとチンピラ風の男が花純に近づき、「10万円でチケットを譲ってやる」と花純に言います。
しかし、そんな大金を払えない花純はもう少し値下げして欲しいと頼みます。
すると男は「金がないのなら体で払え」とチケットを譲る代わりに花純の体を要求します。
どうしても響のライブが見たい花純は、チケット欲しさに男に体を売ってしまいます。
清々しいほどのゲス男ですね。読んでて胸糞悪くなります。まあそれでも体を売ってしまう花純にも問題はありますが、、、
そして無事響のライブを見ることができた花純でしたが、数日後に再び児童相談所の職員が訪れます。
そして職員は響の虐待を裁判所が認めたため息子を引き渡すように命じます。
Scene4
どうやら虐待疑惑の渦中で男に体を売りチケットを手に入れたこと、会社を仮病で休み響のライブへ行ったことが原因で息子を引き渡すことになった花純。
なんと一連の花純の行動が職員に筒抜けとなっていました。
なぜバレたのか不思議に思う花純の前に現れたのは、なんと元旦那の則之でした。
則之が花純の全ての行動を隠れて監視していたのです。
そして息子を元旦那に奪われてしまい、絶望と悲しみに暮れる花純。
涙も枯れ果てた頃花純は自◯を決意し、屋根裏の鉄骨にロープを結ぼうとします。
しかし、驚くことにその屋根裏部屋はなんと響の部屋へと繋がっていることが発覚。
そして我が子を奪われた悲しみから自暴自棄となり、響の盗撮・頭頂へと至ったわけです。
そして舞台は取調室へと戻り、涙を流しながら反省する花純。
後日響はなんと花純への被害届を取り下げ示談となったことをマスコミが報道。
盗聴された音声、盗撮された映像が流出していないことから被害届を取り下げた響。
このことに刑事の「堀優子」が納得していない様子。
「普通自宅を盗撮・盗聴されて普通許せるか、、、?」とかなり不審に思う優子。
「山野花純はまた何かやらかすはず」そう疑っている優子は、独自で調査を開始します。
この調査で次々と衝撃の事実が明らかになっていきます。
ここから物語は急展開していきます
Scene5
調査を開始して元旦那と話している優子。
優子が取調べの内容を則之に話すと「全部嘘だ!あの女は悪魔だ!私はあの女に騙されただけだ!」と怒りを露にする則之。
則之の話によると、冒頭で花純に対して行った変態行為は全て花純の性癖で花純が望んでやったことだという。
そして則之は花純に嫌がらせなどしておらず、花純も息子も大事に思っていたことが分かります。
離婚に至った経緯は、ある日突然花純と息子が失踪し、花純が依頼した弁護士から離婚するよう言い渡されたとのこと。
花純が話していたことと全く別の事実が明らかになります。
則之の話が真実なら花純はかなりの異常者ですね、、、
Scene6
次に優子は、花純に事故物件を紹介した不動産屋へ訪れます。
不動産屋に話を聞くと、花純の部屋は事故物件でも何でもなく資産家の老人が住んでいたとのこと。
そして不動産屋の職員は花純についてはその資産家の愛人ではないかと話します。
そして優子の推理によると、花純は響の部屋の両サイドの住人を徹底的に調べ取り入る隙のある老人に近づいたとのこと。
花純は老人に取り入り、好意を持たせて響の隣の部屋へと住み始めたのです。
かなり衝撃の事実ですね。ストーカー女の執念は恐ろしい、、、
Scene7
場面は変わり、優子の元へ山奥で人体の一部が発見されたとの報告が入ります。
遺体からDNAを採取したところ北沢明日菜という人物であることが分かります。
そしてさらに場面は変わり、ロサンゼルスにいる響の様子が描かれます。
そこでなんと響と花純が同棲している様子が描かれています!
響は北沢明日菜の遺体が発見されたことで驚愕し、青ざめている様子。
なぜなら北沢明日菜は響の元交際相手であるからです。
ここから響の回想シーンへと移ります。
響と明日菜が喧嘩している様子が描かれます。
明日菜は響に本気で惚れ込んでいたようですが、響にとってはただの遊び相手でしかなかったようです。
明日菜は涙ながらに「私だけの響になって欲しい!」と懇願するも響は「金を積むから別れて欲しい」とバッサリ切り捨てます。
響の言葉を聞いて激怒した明日菜はなんと「自分は未成年だ!そして未成年の自分と関係を持った響のことを全て暴露する」と言い放ちます。
このことを聞いて動揺する響。「それだけは勘弁してくれ!」と懇願するも明日菜は聞き入れない。
追い詰められた響は明日菜を抑え壁へと押し付けますが、頭を今日出した明日菜は大量の血を流して倒れてしまいます。
なんと響は明日菜をコ◯してしまったのです。
驚愕し、涙を流しながら絶望する響。「終わった、、俺の人生終わりだ、、、」と嘆いているところへ屋根裏部屋から花純が登場します。
「私は貴方の味方ですから」と不気味な表情を浮かべる花純、、、
花純の表情が不気味すぎて怖いです、、、
Last Scene
花純が明日菜を調べると、明日菜はまだ生きていることが分かります。
そして明日菜は花純がうまく片付けておくから、全て任せてくれと言います。
しかし響は明日菜のことはやっかいな女だと周りの人たちにも話してしまっているから、もう何をやっても無駄だといいます。
そこで花純は自分がそのやっかいな女になりすますことを提案。
「自分がストーカー女として逮捕されることで周囲の人間を納得させる」と響に言う花純。
続けて「もし花純の計画がバレて響が窮地に追い込まれても、花純が全ての罪を背負う」と言います。
響のために全てを捧げる覚悟の花純。
そう一連のストーカー事件は◯人事件を隠蔽するために、花純によって仕組まれた隠蔽工作だったのです。
そして物語はクライマックスへと向かいますが、そこでもさらに衝撃的な事実が明らかとなり、、、
この先は物語の確信部分に触れますので本編でお楽しみ下さい!
信者〜ファンの感想
ストーカー女の狂気や恐ろしさが十分に伝わる作品でした。
読んでてゾッとする場面も多く「そこまでやる?」とドン引きする場面もありました笑
主人公の山野花純が「美人ともブスともいえない微妙な顔」というのがリアル感があって良いですね。
(意図的に書いたのか単純に書き分けが下手なのかは分かりませんが、、、)
一見おとなしく、地味で目立たないような人間は一度誰かを好きになると狂ったように粘着してしまう、、、周りが見えなくなり全てを犠牲にしてでも恋を追い続けてしまう危険性を孕んでいると。
花純のような熱狂的な信者がいかに危険であるかを示しており本作品が読者に1番伝えたかったことではないかと思います。
漫画の世界だけではなく、現実にもこのような狂気的な信者がたくさんいるという怖さをしっかり描かれていたと思います。
一方少しイマイチだった点を挙げると
以上「信者〜ファン」の感想でした。
全体的に満足できる作品なので気になった方はぜひ読んでみて下さい!
- ミステリー・サスペンスが好きな人
- ドロドロした展開が好きな人
- 過激な描写が好きな人
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