これからホームジムを作ろうとしている方で、パワーラックを設置したいと考えている人は多いと思います。
自宅にパワーラックがあればかなり本格的なトレーニングができるので、ジムに行く必要が無くなります。
最近は多くの筋トレYouTuber達が自宅にパワーラックを設置した動画をUPしており、それを見て憧れているトレーニーも多いと思います。
しかし、パワーラックはかなりの重量があるので「アパートに入れて大丈夫なの?」と不安に思う方もいると思います。
今回は、これからホームジムを作ろうとしている方へ向けて、パワーラックを設置する為に必要なことについてお話しします。
この記事はこんな方にオススメ
- これからホームジムを作ろうとしている方
- 賃貸アパートに住んでいてパワーラックを設置したい方
賃貸アパートでパワーラックは設置可能なのか?
まず「賃貸アパートで憧れのパワーラックを設置できるの?」ということですが、結論から言うと「基本的には設置可能」です。
部屋に設置する際に耐荷重などが問題としてあげられますが、基本的には重量100kg程度のパワーラックとバーベルやプレート程度なら問題はないはずです。
木造やコンクリートだろうと関係なくできます。
ただし、耐荷重として問題がない場合でも「アパートの契約上設置不可」という場合があります。
私の例をお話ししますと、以前9畳の賃貸アパートに住んでいました。
築10年くらいで鉄筋コンクリート、部屋は2階だったので問題ないはずですが、アパートの管理会社に確認したところ「設置できません」とあっさり断られてしまいました。
理由を確認したところ「アパートの契約で重量物は設置できないと決決められているから」と言われ、確かに契約書を確認したところ確かに「重量物は設置不可」との記載がありました。
この重量物とは「グランドピアノ」や「大型水槽」などが該当するみたいで、パワーラックもその重量物に含まれるそうです。
結局パワーラックは諦め、ダンベルとフラットベンチでトレーニングをしていました。
このように部屋の耐久度は問題なくてもアパートの契約で設置できないという例もあるので、事前に大家さんや管理会社にしっかり確認しましょう。
確認せず勝手に設置する方も多いみたいですが、万が一床や壁を傷つけたりしたら契約違反で即退去となる上に多額の修繕費を請求されることになります。
パワーラックはアパートの許可が出れば基本的には設置可能
賃貸アパートでパワーラックを設置するために必要なこと
それではアパートでパワーラックを設置するために必要なことをお話しします。
パワーラックを考えも無しに設置してしまうと、床や壁を傷つけたり生活スペースが無くなってしまったりするので注意しましょう。
設置スペースを確保する
まずは部屋にパワーラックを設置するスペースを確保できるか確認しましょう。
スペースの目安は、、、
- 6畳以上
- 横幅3m以上
- 天井の高さ2.3m
となります。
部屋の広さですが、最低6畳は必要です。
それ以下の広さでも置けないことはないですが、パワーラック以外のものを置くことができなくなります。
最低限の生活スペースを確保し、パワーラックも設置したいのであれば6畳以上の部屋に設置するようにしましょう。
また、横幅も3m以上必要です。パワーラックに設置するバーベルが約2m程であり、プレートの取り外しを行うスペースが必要となる為、最低3m以上は確保しましょう。
天井の高さも重要であり、230m以上は欲しいです。パワーラックは約2mほどの高さであり、なおかつチンニングなどのトレーニングをするとなると最低230mは必要となってきます。
- 部屋の広さ...6畳以上であること
- 横幅...3m以上であること
- 高さ...230m以上であること
床補強を徹底する
パワーラックを設置する前に床補強を徹底してやりましょう。
床補強は以下のような3層構造にすると、安心してトレーニングすることができます。
- 第3層:ラバーマット
- 第2層:コンパネ
- 第1層:ジョイントマット
ジョイントマットは床の傷防止、衝撃吸収の効果があります。厚さは2cmの厚めの物を選ぶといいです。
コンパネは荷重を分散させてくれる効果があるので、万が一バーベルが落下しても圧力が局所的にかかることを防いでくれます。
コンパネはホームセンター等で購入できます。
ラバーマットは衝撃を吸収しするだけでなく防音効果もあります。硬度はなるべく高い物を選びましょう。
上記のアイテムを揃えると結構なコストがかかりますが、床補強はたくさんお金をかけてでもしっかり行いましょう。
賃貸アパートならハーフラックがオススメ
パラーラックは賃貸でも設置可能ですが、正直かなり部屋が狭くなることは覚悟しておいた方がいいです。
なので、ある程度部屋のスペースを確保しつつ、トレーニングもしたいというのであれば「ハーフラック」を選ぶという手段もあります。
ハーフラックならばパワーラックほど圧迫感も無く、しっかりしたトレーニングを行うことができます。
部屋の広さに合わせてパワーラックかハーフラックを選び分けることをオススメします。
まとめ
賃貸アパートでパワーラックを設置するために必要なことについてお話ししました。
まとめると以下のようになります。
- 賃貸アパートでもパワーラックは設置可能(ただしアパートの許可が必要)
- パワーラックを設置するための十分なスペースを確保する
- 床補強を徹底する
賃貸アパートでもパワーラックを設置して本格的なトレーニングをすることは十分可能です。
ただし、パワーラックは高額な上に大きい設備となるため、事前にしっかり確認し対策してから設置することをオススメします。
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