漫画「いじめるアイツが悪いのか、いじめられた僕が悪いのか」1話のあらすじと感想(ネタバレ有り)

今回は、漫画「いじめるアイツが悪いのか、いじめられた僕が悪いのか」1話のあらすじや感想(若干のネタバレ含む)を紹介をしていきます!

本作品「いじめるアイツが悪いのか、いじめられた僕が悪いのか」はタイトルの通り「いじめ」をテーマとした漫画です。

20年前に壮絶ないじめを受けていた中学校教師の「相沢」が、自分をいじめていた主犯格の「鈴木」に復讐していく物語です。

「いじめ」という大きな社会問題がリアルに描かれている作品。目をお覆いたくなるようなエグい「いじめ」シーンが多々あるので胸糞展開が苦手な人は結構キツいと思います、、、

登場人物それぞれの心理描写がリアルに描かれているのですが、主人公の「相沢」だけは心理描写があまり無く表情も乏しいので何を考えているかあまり分からず物語が進んでいきます。

そのため、ただの復讐ストーリーではなく、色々と推理しながら読み進めていくことができるので、ミステリー・サスペンスが好きな方は楽しめる作品となっています。

1話ごとのストーリーがしっかりしており、毎回続きが気になる終わり方をするので1話ごと(分冊版)で読むのがオススメです。

※いじめがテーマの漫画なので序盤はかなり胸糞展開多いです。注意してください。

※本記事ではネタバレを含みますので先に無料で試し読みをしたい方はebookjapanで!

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目次

「いじめるアイツが悪いのか、いじめられた僕が悪いのか」1話のあらすじ(ネタバレ無し)

あらすじ

中学校教師である「相沢優一」は、中学の同窓会で20年前に自分をいじめていた主犯格の「鈴木真司」と再会する。

鈴木は銀行に勤めており、若くして年収1000万円を超えるエリート銀行マンになっていた。

鈴木はいじめられっ子だった相沢が同窓会に来ていることに驚愕するも、笑顔で「会えてうれしいよ」と握手を求める。

相沢は「僕も会えて嬉しいよ」と笑顔で握手に応じるも目は全く笑っていない。

そして相沢と鈴木は2人きりで過去のいじめについて話し合うが鈴木は全く反省していないどころか「いじめられた方にも原因がある」と残酷な言葉を言い放つ。

その言葉を聞いて相沢は「変わってなくて良かった」と安堵する。

同窓会の後家に帰った鈴木は、妻と娘と同窓会の話で盛り上がっていた。

仕事も順調で、愛する妻と娘に囲まれて鈴木は幸せいっぱいの様子。

場面は変わり、ある朝、娘の「鈴木詩織」が学校へ行くと下駄箱に大量のごみと、悪口が書かれた紙が入れられていた。

そう、詩織は学校で嫌がらせを受けていた。。。

「またやられている、、、」とショックを受けている詩織に「おはよう」と声をかける男性教師。

詩織が振り返るとそこには相沢優一が立っていた。

なんと詩織の担任はかつて父親がいじめていた相澤だったのだ。

ここから先はネタバレを含みます。ネタバレを見たくない人はこちらをクリックし読み飛ばして下さい。

「いじめるアイツが悪いのか、いじめられた僕が悪いのか」1話の感想・見どころ(ネタバレ有り)

ここから先は一部ネタバレを含みます。

以下スクロール⬇︎

しょっぱなから胸糞展開

まず冒頭1ページ目から「相澤」がいじめられているのですが、この段階で結構胸糞悪いいじめられ方をしています。

大勢から非道ないじめを受けている相沢の表情が悲しすぎて辛いですね。

しかもいじめられながら笑うことを強要されています。なかなかエグいです。

そのまま同窓会のシーンへ移るのですが、ここでいじめっこの鈴木が相沢をいじめた理由についてサラッと明かします。

その理由が

「卒業式までの暇つぶしに相沢をいじめるゲームをしようぜ」

というあまりにもクズすぎる理由でした。

そして同窓会で再開した相沢に対して謝罪するどころか「いじめられる方が悪い」と言い放つ始末。

そして追い討ちをかけるように、いじめっこの鈴木が美人の奥さんと可愛い娘に囲まれて家族団欒で仲良く過ごしている様子が描かれます。

お手本のようなクズなのでさっさと痛い目見てほしい笑

いやーたった数ページでこれほど読者に胸糞感を与えまくる鈴木のクズっぷりが逆にすごいです。

本当にお手本のようなクズですね。この先の展開でちゃんと地獄に落ちることを願いましょう笑

謎すぎる相沢の行動

本作の主人公の1人である相沢ですが、かなりミステリアスなキャラとなっています。

心理描写がほとんどないので、何を考えている分からないです。

そもそも、自分がいじめられていた中学の同窓会に普通参加しませんよね?

しかも自分をいじめていた相手に笑顔で「僕も会いたかったよ」と返す始末。

鈴木の他のクラスメイトにもいじめのことを尋ねられても「誰も恨んでなんかいないよ」と笑顔で話す強者っぷり。

どうみても何か企んでいるようにしか思えません。

同窓会にわざわざ参加する意図としては、復讐しにきたと考えるのが普通だけど、、、どうもそんな雰囲気も感じられないし何を考えているのかさっぱり。今後どう行動していくのか楽しみです。

「詩織」と「相沢」の関係性が気になる

1話の終盤で鈴木の娘である「詩織」の様子が描かれます。

「相沢」と「詩織」が本作の主人公であり、2人を中心に物語が展開されていくようですね。

詩織は学校で嫌がらせを受けているのですが、担任である相沢はそのことを知っている様子。

しかも、相沢は自分がかつて酷いいじめに遭っていたことを詩織に打ち明けます。

痛めつけられた腕やタバコの火を押し付けられた古傷を見せられ、驚愕する詩織。

「ひどい、、、こんなことできるなんて人間じゃない!」と怒りをあらわにします。

その傷をつけたのが自分の父親であることも知らずに。

さて、1話だけ見ると「相沢」が自分をいじめていた相手の娘に仕返していく復讐劇なのかな?って感じがしますがどうなっていくのでしょうね。

それとも、いじめを根絶していくヒーロー教師となり「詩織」を守っていくのか、、、

そして「詩織」は自分の父親がかつて「相沢」に酷いいじめをしていることを知った時どういう行動をとるのか、、、

この2人の関係がとても複雑であり、どういう関係性になっていくのか今後が楽しみです。

「相沢」が詩織のことを「先生がしっかり守る」と笑顔で宣言しているのが超怖いです。普通に考えればかつて自分をいじめていた憎き相手の娘となると受け入れ難い存在のはず、、、

いじめをテーマにした作品であり、かなりの胸糞展開が続く漫画でしたがとても続きが気になる展開でした。

かつていじめられていた教師「相沢」とかつて相沢をいじめていた鈴木の娘である「詩織」の関係性がとても複雑であり、とても面白い展開になりそうです。

「相沢」の真の意図が、謎に包まれており今後どう展開していくのか読めないので、ミステリー的な要素もあります!

気になった方は、ぜひ読んでみて下さい。

現代の学校でのいじめをテーマとした作品です。いじめをする側、される側のリアルな描写を描いていて考えさせられる作品。主人公の思惑が謎に包まれており、ミステリー要素も楽しめる作品です。

いじめ描写が多々ありドロドロした内容なので、明るく楽しい話が読みたい人にはオススメしません。

「いじめるアイツが悪いのか、いじめられた僕が悪いのか」はこんな人にオススメ
  • ミステリーが好きな人
  • リアルな心理描写を描いたヒューマンドラマ作品が好きな人
  • ドロドロした展開が好きな人

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「いじめるアイツが悪いのか、いじめられた僕が悪いのか」1話は単行本1巻に収録

「いじめるアイツが悪いのか、いじめられた僕が悪いのか」は分冊版と単行本版があります。

分冊版は1話ずつ切り取って販売されており、ページ数は少ないですが安価な値段で楽しめる作品となっています。

単行本版は、複数話収録されている作品です。一般的な書店で販売されている単行本と同じです。

※分冊版と単行本版で内容の違いはありません。

いじめるアイツが悪いのか、いじめられた僕が悪いのか」1話は単行本版の1巻に収録されています!

続きが気になる方はいじめるアイツが悪いのか、いじめられた僕が悪いのか」2話の内容もチェック

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この記事を書いた人

『SATOLOG(サトログ)』を運営しているSATORUと申します。
アラサー会社員で漫画大好き。ミステリー・サスペンスが好きでその中でも特にドロドロした展開が大好きです。
当ブログでは「漫画レビュー」と「電子書籍ストア」について書いています。

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